mercredi 15 juin 2011

Le malheur des autres

人の不幸は蜜の味

人の不幸は蜜の味
蜜の味がするんだよ
甘い香りがするんだよ
甘い香りに誘われて
ついつい 足を踏み入れてしまう
ついつい 楽しくなってしまう
ついつい 安心してしまう
人の不幸は蜜の味
寂しさの数
空しさの数
苦しみの数
不幸の数
そんな物の数も
そんな物の量も
この世に存在しないのに
人は何故かあたかも存在しているかの様に
頭の中で自然にグラフを作ってる
不幸の数がこの世に増えれば
自分の不幸の数が減るとでも?
不幸な人が周りに増えれば
自分にくる不幸割合が減るとでも?
沢山の不幸の壁に囲まれて
守られている様に思ったりする
日本に限って
我が家に限って
我が子に限って
自分に限って
人の不幸は蜜の味
その味を楽しんでいるあなたの後ろで
あなたの不幸の蜜の味を
楽しむ準備をしている人がいるよ
あなたの後ろに
あなたが楽しんだ分だけ