mardi 20 décembre 2011

Les roses de la vie

人生の薔薇

恋は生き物だ 
生まれるし死ぬ
でも いつ生まれるのか いつ死ぬかは 誰にも分からない
予測不可能でないなら それは恋じゃない 
明日生まれるかもと胸踊り 
明日死ぬかもと立ち止まり 
つまりは どちらにしても保証などない
私が君を思うとき
どこかでお会いしたかしら?と謎めいて
明日の予定はなにもないのが予定なの。と決めつけて
私の事は何も知らなくていいのよ。と強がって
紅茶にお砂糖はいくつ入れますか?とトボケてみて
君が死んでも、どんな人だったか上手く言えないわ。と寂しがって
君となら、三度目のワルツなら上手く踊れるかも。と甘えてみる
だけど どちらにしても保証などないのよ。なんて絶対言わない
君がいなくても 明日は私の明日
そう言って 君の手を強く握ってみた


samedi 3 décembre 2011

J'ai quelque chose à te dire

言おうと思ってたんだが
人はもっと 自由にならなければならないとか
あっちがいいとか こっちがましとか
うまく行かない時は たくさんの向上心がうまれているとか
会えない時間が 愛を育てるとか
女は子宮でものを考えるとか 男は戦うものだとか
なぜなら そこに山があるからとか
温暖化現象は熱しやすくて冷めやすい 若者の恋愛のせいだとか
現代人に親知らずはいらないとか
人生とは川の流れのようなものだとか
人に親切にすると いつか自分にかえってくるとか
国際人に英会話は最低限の常識だとか
隣の芝生は青いとか
天使に羽があるのかないのとか
魂は永遠だとか
産まれてこなければよかったとか
転職が天職になるんだとか
伝統を守るために我慢しなければならないとか
エコ活動が地球を救うとか
そういうこと全部
口に出したら どうなんだろう
言わなきゃだめな事は 言わなきゃいけないのだろうか
って いつか言おうと思ってたんだ


jeudi 10 novembre 2011

Ii faut de la patience

行かなくてはならない
人生は旅だといいますが
 旅に目的地があれば そこで人生は終わりということなのでしょうか?
だとすると 私の旅はいつでも終わりばかりです

目的地はいつだって決めて旅立っていますし ご丁寧に下調べまでしていますから
言われてみればつまらないものです

現地へで本物をみてもつまらないものです
ああ やはり ここにあったと 確認するだけですから 
あるに決まっています 下調べしたのですから 

三泊四日のツアーなんていうものも 言われてみればつまらないものです 
いわれるままについていき 細かく予定された場所へいき 
フリータイムが終われば時間厳守ですから 羊のようなものでしょう 
楽ですが 楽ほど感動は薄いものです 

だからもうそういうの一切合切 もう止めにします 
人生が旅ならなおさら 目的地がある人生なんて 
味噌汁に入ってるナメコのようなものですから 
もしかした味噌汁にナマコが入ってるかもしれないのに
つるつるしているというだけでナメコと決めつけてしまう人生ならば 
いっそのこと 片道切符を購入したほうが 
どんなに楽しいかしれません 

ということで私 明日旅にでます 
えっ?どこまで?
目的地は金券ショップのお兄さんにきいてください


vendredi 14 octobre 2011

Un Dieu Esseulé

淋しい神様
悪い事をした人も 良い事をした人を
死んだらみんな 神様になるんだよ
神様になるってことは 人の心に住むってこと
人の心に住むってことは 正しい導きをするってこと
正しい導きをするってことは 見捨てないってこと
見捨てないってことは 最後まで信じてあげるってこと
神様になるってことは とても簡単だってこと
とても簡単だってことは 誰でもなれるってこと
心を使って生きてた人なら 人の心に住めるってこと
そうじゃない人は 人の心に住めないってこと
神様になったのはいいが 住むところがなくて
自分で自分を 神様って呼んじゃったりする
悪い事をしたひとは とても 淋しいってこと
それは とても 淋しいってこと
でも悪い事ってなんだろう
良い事ってなんだろう
誰でもどっちもやっている
生きている時から 自分を自分で認めなければ
自分で自分を決めつけなければ
淋しくっていいと思った
神様って呼ばなければ いいと思った

jeudi 22 septembre 2011

Par delà l'océan

海の向こう側へ

ある男は
田舎に生まれ
田舎に育ち
田舎に暮らし
田舎に飽きて
窮屈になった
寂しくなると
悲しくなると
不安になると
海へ行き
ただ 海と空の切れ目を
眺めていた
どこか 知らない国へ行きたい
そこには 何かがあるのだろう
何があるのか見てみたい
どこか 知らない町へ行きたい
そこには 何もないのだろう
何もなくても それでいい
それが男の夢になった
夢は叶わなくても
持っているだけでもいい と気づいたとき
男は既に歳をとっていた
そして 
寂しくなると
悲しくなると
不安になると
海へ行き
ただ 海と空の切れ目を
眺めていた
どこか知らない国で
自分と同じ様な気持ちで
ただ 海と空の切れ目を
眺めている 誰かが きっといるのだろう
そのとき男は
海の向こう側へ 初めて繋がった様に思った





jeudi 15 septembre 2011

Un lac

夜になって 急に明日が嫌になって
何か足りないものを見つけてみようと思った
湖に投げた小石が 予想もはるか 遠くに飛んじゃって
ずっとずっと たってから 今 水面に輪が着いた
 
何か足りない何かは ずっと前にここにあった何か
いつ無くなったのか 気づかないまま
今更 小石の元は分からない
とっても 大切なことかもしれないけど
いらなくなったのかもしれない
だから 思い出すこともせず
嫌になる事もなく 明日を捨てるでもなく
ただ寝たふりをした

「寝たふりしてる間に出て行ってくれ〜」
なんて ジュリーみたいに
濡れた声で歌ってみたりした



vendredi 9 septembre 2011

Là où j'abandonne

諦めきれない場所
諦められない 場所はありますか?
そこに戻れば また夢がみれる
そこに戻れば また勇気がでる
そこに戻れば また風が吹く
そんな事を思って 諦めきれない場所へ
そこには まだ あるもの
そこには もう ないもの
両方あったりした
なんだか複雑で 
そこに戻れば また 悩んじゃったりして
悩んじゃったりして また
また そこに戻って来れたような気がして
悩んでるのに なんだか 帰ったような気がして
安心した
そこはいつも 現在進行形で生きている
私もまた 

mercredi 7 septembre 2011

Tube Cathodique

ブラウン管

場所を変えた毎日がいくつかあるように
ナイフの刺さった ブラウン管をのぞいた
青と緑が混ざったり
赤と黄色が混ざったり
いくつもの 毎日が見えた
いつも使っているスプーンは見えなくて
持ってないホウキなんて見えたりして
猫に餌をあげてる 私はみえなくて
猫に手相をみてもらってる 私がみえたりして

ベットに横たわった 大きな天ぷらを
小さな狐が 追いかけて

ポットが大きくあくびをしたら
砂糖がつばを吐いてるかも

こんなんじゃ 家に帰りずらくなっちゃうから
ブラウン管から ナイフを抜いた

ぼやけた 毎日 いろんな形
チャンネル カチャカチャ かえてみよう
あなただけ 見えているかも
わたしだけ 見えていないかも

samedi 27 août 2011

Alors...

う〜ん
真面目なことに
どう生きてもいいことに
気づいてしまった今日
不真面目なことに
夜更かしした方が
健康なんじゃないかと
思ってしまった昨日
無責任なことに
会社 仕事 人間関係 明日の天気
どうでもいいと思った
責任の責任に追われる毎日なんて
くそくらえ
もう一度
あの夜の
ゆるい曲がり角を曲がって
自転車で空に飛んで 飛んで 飛んで


mercredi 17 août 2011

J'essaye de croire

信じてみる

薬のことはよくわからないけど すぐよくなる薬は信用できないような気がする。
かといって悪くなる薬は薬じゃないし... だから漢方を信じてしまうのか。
夕暮れせまる公園 ぶらぶらブランコに揺られ 手のひらに固まったラムネを食べている。
信じてみたけど なかなか難しいな。
夜が来る前に私は一人道をぶらぶらする。
公園に桜があれば弾んでぶらぶら。
うだる夕方は ぼーっとぶらぶら。
何もなくなれば何もない。
冷たい空を落ちてくるまで眺めたりして
ぶらぶらと落ち損なった空にしがみついたりして。
落ち葉の季節にはゆっくりとぶらぶらしたりする。
枯れ葉を踏むとパリッと音がして。
クルクルと貝のように丸まったものをみるとミイラを思いだして。
ミイラミイラミイラと口に出していってみた。なんだかかわいい響きにきこえる。
でも ミイラになるならパリッといく覚悟が必要だ。
私はパリッといけるかな。でも 私 今夜 信じてみる。



mardi 2 août 2011

La pluie me suit

雨がついてくる
雨が降る
雨が道路に落ちる
雨が溝に溜まる
雨が淵を通る
雨がはじける
雨が傘をカチカチさせる
雨が私の靴を濡らす
雨が私を観察している
今夜は雨がどこまでもついてくる
雨よ 
私の全てを持っていっておくれ
私を裸にしておくれ



mardi 26 juillet 2011

Compte les étoiles

星の数

その人は 色んな顔を持っていた
朝は早く起きて 閉店前のパチンコ屋で掃除をして
みんなが動き始める頃 スーパーで買い物をして
朝と昼のくっついた食事をとる
お昼過ぎると 車でモップの配達をする
夕方になると 庭の手入れをして
日が暮れると 一足早くバーへ繰り出す
夜になると店を出て
独り 遠い空を見上げる
今夜は何個の星が目にとまり 輝いているのか
帳面に書き留める
今夜は晴れていて 雲一つないから
星の数は ざっと 15個ぐらい
けれども 彼が数える星の数は 何一つなかった
星はたくさん輝いているのに
帳面に書き留める星の数は 何もなかった

ある雨の夜は 星が一つも見えないのに
帳面には 20個にものぼる星の数があったのに
今夜は何一つない
今夜は 何もない
彼が数えた星の数は
彼が数えた幸せの数だった
11時になると 彼は家に帰りベットに潜る
そして 
明日の星の数を数えながら
深い眠りに入るのであった


jeudi 21 juillet 2011

Redémarrage

設定完了
時々 体の中を空っぽにする
少しずつ 体の外へ出す
脳みそや内蔵や そこに絡み合う血管
そして魂を
全部 汚い世の中へ流す
そして 何も感じない体を宙へ投げ出す
私の体は軽くなり くるくると宙を回る
グーン地面にぶつかる程 急降下したと思うと
今度は 空をも突き抜けるほど 急上昇した

そして 高く高く舞い上がり
地球の上に天など存在しない事を知る
そうして ひとしきり遊んだら
私の体に全てが戻り
リセット ボタン ガ セット サレル
「ピー ピー ピー」
セッテイヲ カンリョウ シマシタ



mercredi 13 juillet 2011

Je vais venir te voir

君に会いに行く

恋に落ちたら 頭の中がその人の事でいっぱいになる
食事中でも 運転中でも トイレの中でも
恋に落ちたら 頭の中がその人の事でいっぱいになる
何をしても 何も出来なくなる
だから 電話をかける
少しでも頭の中のいっぱいを 吐き出す為に
電話をかけると なんでだろう
話したくても 話す事なんてなくなる
だから 会いに行く
話す事なんて何もないから
今 君に会いに行く



dimanche 3 juillet 2011

Sensations Urbaines

都心感情線

高く細い空を見上げた
パッチワークされた 空と太陽を眺めた
狭く細い地面を見下げ
パッチワークされた 歩道と車道を眺めた
その細い先に空しさを感じ
私は長細い空と地に
寂しさを添えて叫んだ
ビルとビルの間を 突風が一瞬にして通り抜ける
人々のコートの先が当たり前のようにめくれ上がる
ビルとビルの間を 叫びが一瞬にして通り抜ける
人々がコートの先を当たり前のように押さえつける



mercredi 29 juin 2011

C'est un fait

これからの事実

どうしてもと決めている事は
結構なかったりする
どうでもいい事は
結構あったりする
どうしても と決めている事は
結構 大切じゃなくて
どうでもいい事は
結構 大切だったりする
例えば 君の目が潰れても
例えば 君の手がもげても
例えば 君の髪が抜けても
例えば 君の心が死んでも
それは 僕のどうしても どうでもいい事で
君自身が過去であれば
君に起るあらゆる事実が 僕の愛しき未来だったりする