vendredi 13 juillet 2012

Le cheminot égaré

乗り遅れた運転手

この頃の私は ただ息をしてる
働く気力も無ければ 遊ぶ気力も無い
美味しい物を食べたい訳じゃないけど まずい物を食べたい訳じゃない

それでも 私の体は毎日動いている
気持ちを置き去りにして

まるで運転手の乗っていない電車が ただ燃料があるというだけで
勝手に動いているみたい

乗り遅れた運転手は 駅のプラットフォームに立ちすくみ
ただ息をしている

沢山の電車が止まってくれるけど
そこには既に運転手は乗っていて
私の座れる席は客席しかない


「すみません。わざわざ止まってくれましたが。私は自分の電車を待ってます。」


私の座る席はただ一つ

自分勝手に走り出した電車に私が乗れる時を待つ事にした
その日がいつになるか分からないけれど
あの自分勝手な電車を操作できるのは私しかいない

私の電車が私を必要としている