何人でもなければ
私達は何人であれ 何人になれる
なぜなら 言葉があるから
私達は何人であれ 何人になれる
なぜなら 文化があるから
私達は何人であれ 何人になれる
なぜなら 心があるから
たとえ伝わらなくとも
たとえ解らなくとも
伝える気持ちがあれば
点と点は繋がる
言葉は必要
そして不要
いつでも 必要と不要の狭間で
揺れる 迷う 気持ち
揺れる気持ちはそのままに
片方だけを切り取らず
そのまま天秤に乗せたままでいれば
私達は何人であれ 何人になれる
何人でもなければ
dimanche 16 décembre 2012
jeudi 8 novembre 2012
Ça fait longtemps
お久しぶりです
朝起きたら びっくりした
君が夢に出てきて
何しにきたのかと思った
君は歌を唄い
だいぶ失礼な事を私に言って
だいぶお酒を飲んでいた
私はびっくりしたんだ
久しぶりに会った君は
すごく力があって
いい加減な嘘ばかり言っていた
本当の君は
歌も唄わないし
お酒も飲まないし
失礼な事も言わない
朝起きて びっくりしたから
君が夢に出てきて
何しにきたのかと思ったから
いそいで君に電話をかけた
「何しにきたの」
「何」
「びっくりした」
「だから何」
なんだか君は怒ってるみたいだったから
私は質問をかえた
「歌唄うの?」
「音痴だから唄わない」
「お酒飲むの?」
「気持ち悪くなるから飲まない」
「そうだよね」
「そうだよ」
そしたら今度は君が質問したんだ
「歌唄うの?」
「最近 唄ってない」
「お酒飲むの?」
「最近 酔わない」
「そうだよね」
「そうだよ」
君は何も言わずに電話を切った
私も何も言わずに電話を切った
なんで君はそう思ったのだろう
なんで私は電話なんてしたんだろう
そうだ 君とはだいぶ昔に喧嘩したまま
そのままだったんだ
君はそう
唄わないんじゃなくて 唄えないんだった
飲まないんじゃなくて 飲めないんだった
私はそう
唄えないんじゃなくて 唄わないんだった
酔わないんじゃなくて 酔えないんだった
私達はそう
失礼な事を言わないんじゃなくて 言えないんだった
力なんてない 力なんてないんだった
結局 仲直りしてないけど
また喧嘩みたいなことができて
私は少しほっとした
今度 君が夢に出てきたら
なんて失礼な事をいってやろうかと考えていたら
可笑しくなって 笑いが止まらなくなって
涙が止まらなくなった
朝起きたら びっくりした
君が夢に出てきて
何しにきたのかと思った
君は歌を唄い
だいぶ失礼な事を私に言って
だいぶお酒を飲んでいた
私はびっくりしたんだ
久しぶりに会った君は
すごく力があって
いい加減な嘘ばかり言っていた
本当の君は
歌も唄わないし
お酒も飲まないし
失礼な事も言わない
朝起きて びっくりしたから
君が夢に出てきて
何しにきたのかと思ったから
いそいで君に電話をかけた
「何しにきたの」
「何」
「びっくりした」
「だから何」
なんだか君は怒ってるみたいだったから
私は質問をかえた
「歌唄うの?」
「音痴だから唄わない」
「お酒飲むの?」
「気持ち悪くなるから飲まない」
「そうだよね」
「そうだよ」
そしたら今度は君が質問したんだ
「歌唄うの?」
「最近 唄ってない」
「お酒飲むの?」
「最近 酔わない」
「そうだよね」
「そうだよ」
君は何も言わずに電話を切った
私も何も言わずに電話を切った
なんで君はそう思ったのだろう
なんで私は電話なんてしたんだろう
そうだ 君とはだいぶ昔に喧嘩したまま
そのままだったんだ
君はそう
唄わないんじゃなくて 唄えないんだった
飲まないんじゃなくて 飲めないんだった
私はそう
唄えないんじゃなくて 唄わないんだった
酔わないんじゃなくて 酔えないんだった
私達はそう
失礼な事を言わないんじゃなくて 言えないんだった
力なんてない 力なんてないんだった
結局 仲直りしてないけど
また喧嘩みたいなことができて
私は少しほっとした
今度 君が夢に出てきたら
なんて失礼な事をいってやろうかと考えていたら
可笑しくなって 笑いが止まらなくなって
涙が止まらなくなった
mercredi 24 octobre 2012
Faux-semblant
いいぐさ
あの日の涙は嘘じゃなかった
嘘じゃないよ 本当に 嘘じゃないよ
涙はね 嘘じゃない
あの日の言葉は本当じゃなかった
本当じゃないよ 本当に 本当じゃないよ
言葉はね 本当じゃない
嘘じゃない涙と本当じゃない言葉の中で
私は無性に戸惑って
ペテン師と聖者とが 体を二つに裂いてゆくのを
ひと事の様に ただ見ているしかなかったんだ
あの日の涙は 私の言葉
本当じゃない言葉なんて言わなければ
そうすれば「あの日の涙は嘘じゃなかった。」
なんて 嘘みたいで馬鹿みたいな事
言わなくても良かったのに
あの日の涙は嘘じゃなかった
嘘じゃないよ 本当に 嘘じゃないよ
涙はね 嘘じゃない
あの日の言葉は本当じゃなかった
本当じゃないよ 本当に 本当じゃないよ
言葉はね 本当じゃない
嘘じゃない涙と本当じゃない言葉の中で
私は無性に戸惑って
ペテン師と聖者とが 体を二つに裂いてゆくのを
ひと事の様に ただ見ているしかなかったんだ
あの日の涙は 私の言葉
本当じゃない言葉なんて言わなければ
そうすれば「あの日の涙は嘘じゃなかった。」
なんて 嘘みたいで馬鹿みたいな事
言わなくても良かったのに
jeudi 18 octobre 2012
La métropole de la nuit
都会の夜
都会の夜を見ていたら
ピストルで胸を打たれて
私は見事に死んだ
水も電気もあって
眠るところもある事
ありがたいと感じる前に
当然だと思っていた
遠く離れてても手紙や電話で話せる事
それが簡単に出来るという事
ありがたいと感じる前に
当然だと思っていた
誰かに助けられて生きているってことは
自分と時間を共有している人のことだと
そう思っていた
当然だと思っていた全てが
ずっと昔からの人間の積み重ねた努力だと
解っていなかった
人間という動物が快適に過ごせる環境
自然の中で人が人らしく生きれるように願う事
そういうことが ちょっと甘いんじゃないかと思っていた私が
かなり甘かった
文明開化の鐘の音は自然破壊という言葉では置き換えられない
何か足りないから 足りる様にする
未来を近くに感じたいから 誰かが手を伸ばす
都会の夜を見ていたら
ピストルで胸を打たれた
見た事もないものを作ってきた人たちの想いが
私の当然を打ち破り
私は見事に死んだ
そして私は
当然だと感じる前に
ありがたいと思った
都会の夜を見ていたら
ピストルで胸を打たれて
私は見事に死んだ
水も電気もあって
眠るところもある事
ありがたいと感じる前に
当然だと思っていた
遠く離れてても手紙や電話で話せる事
それが簡単に出来るという事
ありがたいと感じる前に
当然だと思っていた
誰かに助けられて生きているってことは
自分と時間を共有している人のことだと
そう思っていた
当然だと思っていた全てが
ずっと昔からの人間の積み重ねた努力だと
解っていなかった
人間という動物が快適に過ごせる環境
自然の中で人が人らしく生きれるように願う事
そういうことが ちょっと甘いんじゃないかと思っていた私が
かなり甘かった
文明開化の鐘の音は自然破壊という言葉では置き換えられない
何か足りないから 足りる様にする
未来を近くに感じたいから 誰かが手を伸ばす
都会の夜を見ていたら
ピストルで胸を打たれた
見た事もないものを作ってきた人たちの想いが
私の当然を打ち破り
私は見事に死んだ
そして私は
当然だと感じる前に
ありがたいと思った
vendredi 3 août 2012
Un squelette
ガイコツなのさ
彼女はとても痩せていて 振り向くと骨の音がしそう
彼女はとても太っていて 地球が少しずつへこみそう
彼はとても目が悪くて かっこわるい眼鏡はまるでビー玉みたい
彼はとても髪が薄くて 風邪引きそう
でも皮を剥いで 肉を取っちゃえば
みんな 中身はガイコツなのさ
彼女はとても涼しい目をしていて 吸い込まれそう
彼女はとても足が長くて ミニスカートが似合いそう
彼はとても背が高くて 歩く姿が絵になりそう
彼はとても筋肉があって 守ってくれそう
でも歳をとってクチャクチャのシワシワになっちゃえば
男か女かも分からないよ
皮の下に何がある?
肉の下に何がある?
骨の下に何がある?
彼女はとても痩せていて 振り向くと骨の音がしそう
彼女はとても太っていて 地球が少しずつへこみそう
彼はとても目が悪くて かっこわるい眼鏡はまるでビー玉みたい
彼はとても髪が薄くて 風邪引きそう
でも皮を剥いで 肉を取っちゃえば
みんな 中身はガイコツなのさ
彼女はとても涼しい目をしていて 吸い込まれそう
彼女はとても足が長くて ミニスカートが似合いそう
彼はとても背が高くて 歩く姿が絵になりそう
彼はとても筋肉があって 守ってくれそう
でも歳をとってクチャクチャのシワシワになっちゃえば
男か女かも分からないよ
皮の下に何がある?
肉の下に何がある?
骨の下に何がある?
mercredi 1 août 2012
Là où il y a le soleil et une étoile
星と太陽がある場所
雨が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
星が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
どこまでも 回る回る道 あなたを探し歩き行く
どこまでも 辿り着けぬ道 あなたを探し歩いて
雨が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
雨が流れる夜の道 君は何を思い歩くのか
星が流れる夜の道 君は何を思い歩くのか
この空に 夜が無くても この空に 朝が無くても
君の上に 星と太陽が輝いている場所があるはず
雨が流れる夜の中 君は何を思い歩くのか
この空に 夜が無くても この空に 朝が無くても
僕の上に 星と太陽が輝いている場所があるはず
星が流れる夜の中 いつか辿り着く場所を探して
僕も君も夜の中
いつか辿り着く場所を探して
雨が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
星が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
どこまでも 回る回る道 あなたを探し歩き行く
どこまでも 辿り着けぬ道 あなたを探し歩いて
雨が流れる夜の中 君の何を抱いて眠ろうか
雨が流れる夜の道 君は何を思い歩くのか
星が流れる夜の道 君は何を思い歩くのか
この空に 夜が無くても この空に 朝が無くても
君の上に 星と太陽が輝いている場所があるはず
雨が流れる夜の中 君は何を思い歩くのか
この空に 夜が無くても この空に 朝が無くても
僕の上に 星と太陽が輝いている場所があるはず
星が流れる夜の中 いつか辿り着く場所を探して
僕も君も夜の中
いつか辿り着く場所を探して
星と太陽がある場所を探して
vendredi 27 juillet 2012
Amour sans raison
理由のない愛
理由などない
どんなに考えても
あなたを愛する理由などない
本当に理由などない
だから これからも ずっと
あなたを愛する理由を探していこう
そして それが最後まで 解らなければいいのに
そうすれば どんなに 楽しい事だろう
理由などない
どんなに考えても
あなたを愛する理由などない
本当に理由などない
だから これからも ずっと
あなたを愛する理由を探していこう
そして それが最後まで 解らなければいいのに
そうすれば どんなに 楽しい事だろう
dimanche 22 juillet 2012
vendredi 13 juillet 2012
Le cheminot égaré
乗り遅れた運転手
この頃の私は ただ息をしてる
働く気力も無ければ 遊ぶ気力も無い
美味しい物を食べたい訳じゃないけど まずい物を食べたい訳じゃない
それでも 私の体は毎日動いている
気持ちを置き去りにして
まるで運転手の乗っていない電車が ただ燃料があるというだけで
勝手に動いているみたい
乗り遅れた運転手は 駅のプラットフォームに立ちすくみ
ただ息をしている
沢山の電車が止まってくれるけど
そこには既に運転手は乗っていて
私の座れる席は客席しかない
「すみません。わざわざ止まってくれましたが。私は自分の電車を待ってます。」
私の座る席はただ一つ
自分勝手に走り出した電車に私が乗れる時を待つ事にした
その日がいつになるか分からないけれど
あの自分勝手な電車を操作できるのは私しかいない
私の電車が私を必要としている
この頃の私は ただ息をしてる
働く気力も無ければ 遊ぶ気力も無い
美味しい物を食べたい訳じゃないけど まずい物を食べたい訳じゃない
それでも 私の体は毎日動いている
気持ちを置き去りにして
まるで運転手の乗っていない電車が ただ燃料があるというだけで
勝手に動いているみたい
乗り遅れた運転手は 駅のプラットフォームに立ちすくみ
ただ息をしている
沢山の電車が止まってくれるけど
そこには既に運転手は乗っていて
私の座れる席は客席しかない
「すみません。わざわざ止まってくれましたが。私は自分の電車を待ってます。」
私の座る席はただ一つ
自分勝手に走り出した電車に私が乗れる時を待つ事にした
その日がいつになるか分からないけれど
あの自分勝手な電車を操作できるのは私しかいない
私の電車が私を必要としている
mercredi 11 juillet 2012
Savourer la Liberté et l'Amour
自由と愛を遊ぶため
私は大きな海を泳いでいた
手足を固く閉じて まだ見えない目を動かして
スヤスヤと眠りながら 幸せの中を泳いでいた
自分勝手に息をして 自分勝手に壁を蹴り
水の中の寝返りは結構大変なんだ
みんなの笑う声がする みんなの怒る声がする
時々クラシックが聞こえて来て 時々頭が痛くなる
私は何も選べない
時間も場所もここで泳いでいる理由も分からずに
ただ 私は大きな海を泳いでいた
まだ見ぬ宇宙の眩しさを ただただ必死に待っている
宇宙の光が見えた時
私は全てを受け入れて 大きな声を張り上げる
その声は 高く澄みやかに響き
やっと手に入れた自由と愛を心から喜ぶ
そうして始まる私の人生は
私の力で手に入れた
手に入れた自由と愛を どうして遊んでいこうかな
そして私は
大きな空気の中で泳ぎだす
手足を広げて泳ぎだす
自由と愛を遊ぶため
私は大きな海を泳いでいた
手足を固く閉じて まだ見えない目を動かして
スヤスヤと眠りながら 幸せの中を泳いでいた
自分勝手に息をして 自分勝手に壁を蹴り
水の中の寝返りは結構大変なんだ
みんなの笑う声がする みんなの怒る声がする
時々クラシックが聞こえて来て 時々頭が痛くなる
私は何も選べない
時間も場所もここで泳いでいる理由も分からずに
ただ 私は大きな海を泳いでいた
まだ見ぬ宇宙の眩しさを ただただ必死に待っている
宇宙の光が見えた時
私は全てを受け入れて 大きな声を張り上げる
その声は 高く澄みやかに響き
やっと手に入れた自由と愛を心から喜ぶ
そうして始まる私の人生は
私の力で手に入れた
手に入れた自由と愛を どうして遊んでいこうかな
そして私は
大きな空気の中で泳ぎだす
手足を広げて泳ぎだす
自由と愛を遊ぶため
vendredi 6 juillet 2012
Chanson traditionnelle
フォークソング
君を見つめてた あの日の午後
君を見つめてた あの日の僕
君の手のひらが 僕の手より
広い様に見えた
君の背中が 僕の背中より
強い様に見えた
僕が見つめてた あの日の君
僕が見つめてた あの日の僕
君の手のひらの陽炎を
見つけてあげればよかった
君の背中が何か言ってる
聞いてあげればよかった
君の心の叫びを
歌ってあげればよかった
それでも君の抜け殻が
今 側に居てよかった
君を見つめてた あの日の午後
君を見つめてた あの日の僕
君の手のひらが 僕の手より
広い様に見えた
君の背中が 僕の背中より
強い様に見えた
僕が見つめてた あの日の君
僕が見つめてた あの日の僕
君の手のひらの陽炎を
見つけてあげればよかった
君の背中が何か言ってる
聞いてあげればよかった
君の心の叫びを
歌ってあげればよかった
それでも君の抜け殻が
今 側に居てよかった
mercredi 4 juillet 2012
Juste une promesse
一瞬の約束
接吻の時
とても短い時間
唇が触れ合うと同時に離れていくよう
小鳥が枝に止まれば 又すぐ去り
雪が地に落ちれば 又すぐ溶けて
風が前髪を跳ね上げれば又すぐ止まる
接吻の時
出会いの挨拶なのではなく
むしろ 別れの挨拶
接吻の時
思い出すのではなく
むしろ
一瞬を忘れぬ為の 一瞬の約束
接吻の時
とても短い時間
唇が触れ合うと同時に離れていくよう
小鳥が枝に止まれば 又すぐ去り
雪が地に落ちれば 又すぐ溶けて
風が前髪を跳ね上げれば又すぐ止まる
接吻の時
出会いの挨拶なのではなく
むしろ 別れの挨拶
接吻の時
思い出すのではなく
むしろ
一瞬を忘れぬ為の 一瞬の約束
mardi 3 juillet 2012
Une lettre de la chaîne
不幸の手紙
鶏が声を裏返し朝を伝え
太陽が馬鹿みたいに輝き
カラスが意味も無くうるさく鳴く
そんな風に普通じゃない1日が幕を開けた
いつもの様に朝刊を取りに まとわりつく犬を蹴飛ばしポストまで行く
ダイレクトメール
市役所からの督促状
閉店セールのチラシ
その中に珍しい手紙があった
不幸の手紙
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは不幸になります。」
整理された部屋の中 独り椅子に座り部屋を見上げ考えた
背の高い踏み台
親に宛てた手紙
奇麗に揃えられた靴
天から下がる太い縄
そう 今日は自分にとっと最後の日
自ら命を絶つ日
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは不幸になります。」
整理された部屋の中、独り椅子に座り部屋を見上げ考えた
鶏が声を裏返し朝を伝え
太陽が馬鹿みたいに輝き
カラスが意味も無くうるさく鳴く
そんな風に普通じゃない1日が幕を開けた
いつもの様に朝刊を取りに まとわりつく犬を蹴飛ばしポストまで行く
ダイレクトメール
市役所からの督促状
閉店セールのチラシ
その中に珍しい手紙があった
不幸の手紙
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは不幸になります。」
整理された部屋の中 独り椅子に座り部屋を見上げ考えた
背の高い踏み台
親に宛てた手紙
奇麗に揃えられた靴
天から下がる太い縄
そう 今日は自分にとっと最後の日
自ら命を絶つ日
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは不幸になります。」
整理された部屋の中、独り椅子に座り部屋を見上げ考えた
自分には20人どころか1人も知り合いなんていないし
自分には明日なんて無いんだ
明日なんて
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは不幸になります。」
訳の分からない奴から 訳の分からない手紙が来て
自分の人生を予測された事に 訳の分からない怒りを感じた
「不幸の手紙」ぐらい自分にだって20人どころか
40人だって50人だって出せるんだよ
馬鹿にしやがって
整理された部屋を片っ端から壊していった
壊れた椅子を見下ろし考えた
自分には手紙だって出せるし 明日だってあるんだ
明日だって
そして夜が来て また朝を待つ自分がここに居る
一通の「不幸の手紙」は整理された自分を壊すハンマーのような物だった
一通の「不幸の手紙」は白くなる為の消しゴムのような物だった
一通の「不幸の手紙」は一通の「幸福の手紙」のような物だった
「この手紙を明日までに20人に出さないと、あなたは幸福になります。」
vendredi 22 juin 2012
imaJet'e
てるあしい
詩人が一人 海にいました
そして 愛の詩を うたった
そこへ 波が ザブンときて
愛の言葉達が ぽとんと海に落ちた
詩人は慌てて 愛の言葉達を探したが
波の狭間にプカプカと 愛の言葉達が バラバラになって浮かんだ
そう こんな感じ
それでも 詩人は諦めず
てるあしい てるあしい って 愛の詩をうたった
時に言葉は意味を持たない
mercredi 20 juin 2012
balance demain
明日を捨てる
明日を捨てた あの人は
いつだって 身軽で
いつだって 前のめりで歩いていた
ときどき 持ち合わせがなくて
ときどき 先走りすぎた
明日を捨てたからか
ときどき 白い目で見られる
明日を捨てた あの人は
いつだって 美味しくて
いつだって 図々しい
まるで 子供みたいで
まるで 老人みたい
明日を捨てたからか
まるで 天使の様に夢を殺す
愚痴はこぼさずに
いつだって1日でリセットされてしまう
明日を捨てた あの人に
明日が来たら
あの人は 迷わず昨日を捨てるのだろう
l'alphabet
あからん
ありがとう
いつも
うれしくて
えんがあるね
おたがいに
かなしい時
きみは
くちびるを 寄せる
けんめいに愛す
ことばはいらない
さみしい時
しにたい時
すくってくれた
せかいは
そのままに
たった一瞬
ちいさく
つないだ
てが
とまどった
なつの日
にわか雨に
ぬれて
ねっぷうに
のびた
はまべで
ひとり
ふらふらと
へたな
ほォークソングを弾いた
まんげつに
みせられて
むげんに
めくるめく
ものがたり
やっぱり
ゆめは
よるひらく
らいせいに
リレーする
るてん(流転)
れきし
ろまんす
わが人生に悔いは無し
んっ?! なんだって、よく言うよ。
ありがとう
いつも
うれしくて
えんがあるね
おたがいに
かなしい時
きみは
くちびるを 寄せる
けんめいに愛す
ことばはいらない
さみしい時
しにたい時
すくってくれた
せかいは
そのままに
たった一瞬
ちいさく
つないだ
てが
とまどった
なつの日
にわか雨に
ぬれて
ねっぷうに
のびた
はまべで
ひとり
ふらふらと
へたな
ほォークソングを弾いた
まんげつに
みせられて
むげんに
めくるめく
ものがたり
やっぱり
ゆめは
よるひらく
らいせいに
リレーする
るてん(流転)
れきし
ろまんす
わが人生に悔いは無し
んっ?! なんだって、よく言うよ。
vendredi 1 juin 2012
le paradis
楽園
いつのことか
君の背中に羽をみた
いつの夏か
君の海に風をみた
いつの朝か
君の胸が透けて見えた
いつの日か
君の側で 歌をうたった
「愛の言葉 僕は知らない
ラララ ラーララ
この世の悲しみは 美しい定め」
淋しい何かはいつだって
何か幸せの影のよう
いつのことか
君の背中に羽をみた
いつの夏か
君の海に風をみた
いつの朝か
君の胸が透けて見えた
いつの日か
君の側で 歌をうたった
「愛の言葉 僕は知らない
ラララ ラーララ
この世の悲しみは 美しい定め」
淋しい何かはいつだって
何か幸せの影のよう
dimanche 15 janvier 2012
Les ombres et les clairs
影と光
例えば君がここに電話をかけてきたら
私は猫のまねをして ずっと前からそこで待ってたふりをするだろう
例えば君がここを訪ねてきたら
私は犬のまねをして ずっと前からそこで待ってたふりをするだろう
君がいなくても 時間は簡単に過ぎて
完璧に流れ とても素敵すぎた
何もかもが自由で 少し風は冷たく感じるけど
明日なんて こなくても ちっとも構わない感じだった
例えば君がここに電話をかけてきたら
例えば君がここを訪ねてきたら
君は 目の前にぶらさがっているキンモクセイのようで
ときどき 鼻が痛くなる
だから 遠くから 少しだけ香る方が謎めいていて 誰だか分からなくていいのかもしれない
そう伝えよう
mercredi 11 janvier 2012
Ma Normandie!
我がノルマンディー!
このブログとは別に最近、日々のぼやきブログ始めました。
⬇
「我がノルマンディー!」
http://manormandie-idk.blogspot.com/
よかったら覗いてください。
こちらは受信型ブログなので、気軽にコメントしていただけたら幸いです。
この文章発信型ブログもなかなかアップデートできずにいますが
ぼちぼち、続けて行くので、よろしくお願いします!
このブログとは別に最近、日々のぼやきブログ始めました。
⬇
「我がノルマンディー!」
http://manormandie-idk.blogspot.com/
よかったら覗いてください。
こちらは受信型ブログなので、気軽にコメントしていただけたら幸いです。
この文章発信型ブログもなかなかアップデートできずにいますが
ぼちぼち、続けて行くので、よろしくお願いします!
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